熊野市タイトル01
ホーム 観光 世界遺産・熊野古道へ
各熊野古道マップはPDF形式を使用しています。表示や印刷を行うには「Adobe Acrobat Reader」が必要です。「Adobe Acrobat Reader」がインストールされていない場合には、インストールをまず行ってからご覧ください。 Adobe Acrobat
世界遺産・熊野古道へ
 熊野古道は平成16年7月7日「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。
参詣道の一つである「熊野古道・伊勢路」はお伊勢参りを終えた旅人たちが「熊野三山(本宮・那智・速玉)」や「西国三十三所詣で」のために巡った巡礼の道です。
 代表的なルートは紀伊半島を西回りする『紀伊路』と、東回りの『伊勢路(東熊野街道)』がありますが、前者は平安末期から鎌倉期にかけて盛んに行われた皇族らの御幸ルートで、道筋には休憩所を兼ねた王子社がまつられていました。これに対して後者は、江戸時代に伊勢参宮を終えた旅人達が辿ったルートで、いわば庶民の道でした。
いくつもの険しい峠を越えてあこがれの地、熊野を目指し、当時は峠の茶屋や旅籠屋が旅人をもてなし、古道沿いは活気にあふれていたといわれています。
 老若男女、身分を問わず受け入れた熊野三山の神々であるからゆえ、狭い峠道を旅人が連なって歩く姿は“蟻の熊野詣”とも形容されるほどでした。
 そして、そんな峠道の傍らでは志半ばにして行き倒れた巡礼たちの墓碑が静かに見守っています。
険しさゆえに開発から逃れた熊野古道の各峠は、苔むした石畳、深い緑、道端にたたずむ史跡や石仏、垣間見る海や延々と続く海岸線などが、今もなお、訪れる人々に癒しといにしえのロマンを与えてくれます。
 さぁ、いにしえ人の息吹を感じる、熊野古道へでかけよう!
熊野古道は大勢のボランティアの方々の思いや努力により、世界に誇れる遺産の一つとなりました。
このすばらしい遺産を後世に残し伝える為にも、熊野古道を訪れる皆様に守っていただきたい「マナー」があります。
 1.古道沿いの動植物は決して採らないで下さい。
 2.ゴミは必ずお持ち帰り下さい。
 3.無理はせずに、自分にあったコースをお選び下さい。

 マナーを守り、癒しの時をお過ごしください。

>>曽根次郎坂・太郎坂
JR二木島駅下車
JR熊野市駅から 車で国道42号経由、国道311号を二木島町方面へ 約30分
曽根次郎坂・太郎坂
熊野古道マップ・ダウンロード
三木峠・羽後峠コース、曽根次郎坂・太郎坂コース
(853K)
曽根次郎坂・太郎坂の名前は、その昔伊勢・志摩と紀伊の国境であったことに由来し、自領・他領がなまったものといわれています。
現在は熊野市と尾鷲市の境を分かち、二木島側の古道沿いには江戸寛保元年(1741年)の猪垣記念碑などが残ります。気軽な歴史ハイクが楽しめます。

>>二木島峠道・逢神坂峠
JR二木島駅下車
JR新鹿駅下車
JR熊野市駅から 車で国道42号経由、国道311号を二木島町方面へ 約30分
二木島峠道・逢神坂峠
熊野古道マップ・ダウンロード
二木島峠・逢神坂峠コース、波田須・大吹峠コース
(621K)
二木島と新鹿を結ぶコースで、ほぼこの直下をJR紀勢本線の逢神坂トンネルが貫いています。杉と桧による山林のほぼ全区間に端正な石畳道が通じており、適度なアップダウンのある古道です。
この「逢神」という名前は、伊勢の神と熊野の神が出会う場所という意味からだとか、この峠には頻繁に狼が出没していたからだとか言われています。

>>波田須〜大吹峠〜観音道
JR二木島駅下車、徒歩
JR新鹿駅下車、徒歩
JR熊野市駅から:車で国道42号経由、国道311号を二木島町方面へ 約40分
波田須〜大吹峠〜観音道
熊野古道マップ・ダウンロード
観音道コース
(353K)
ここは、伊勢路の中では一番古い時代の石畳が残っており、鎌倉期の古道といわれています。この時代の石畳は一つ一つが重厚で大きく、敷き方も豪快で江戸時代の石畳とははっきり区別ができます。 

波田須町から磯崎町に抜けるこの峠には孟宗竹の竹林があり、とても風情のある峠道です。昭和25年頃まで大吹茶屋があったといわれています。波田須の道やこの大吹峠のある波田須町には、不老不死の仙薬を求めて中国からやってきたといわれる徐福や、弘法大師伝説などの言い伝えが多く残っており、歴史と自然の宝庫となっています。

大泊町の登口から頂上までの間に西国三十三ヶ所の石仏が並んでいて、寄進した観音講の名が記されています。頂上には観音堂(泊観音)があり、江戸時代の石仏などがあります。この時代観音信仰が盛んであったことが伺われます。泊観音は比音山清水寺と呼ばれ、大同四年に坂上田村麻呂によって建立されたといわれています。

現在「大観猪垣道」が完成し、JR大泊駅を基点に周遊できるコースとして楽しめます。歩くコースには山の中を続く猪垣や、美しい熊野灘を見ることができます。

>>松本峠道〜浜街道
JR熊野市駅から:徒歩で松本峠登り口まで約10分
松本峠道〜浜街道
熊野古道マップ・ダウンロード
松本峠〜花の窟コース
(1M)
浜街道コース(北〜南)
(1.2M)
大泊町と木本町をつなぐこの峠は、大吹峠と並び、孟宗竹のある風情のある峠です。その峠の上には穏やかでやさしい顔をしたお地蔵さんが立っています。江戸時代のはじめのころ、鉄砲の名手が峠を越えて新鹿に行ったその帰り、行きにはなかった大きな地藏さんが立っていたため、鉄砲の名手は妖怪の仕業と思い鉄砲で撃ってしまった。しかし、その地藏さんは昼間に地元の住民が運んだものであった。その地藏さんの足元にはその時の鉄砲の跡が今でも残っています。
またこの峠の東屋から見る七里御浜は、伊勢路随一の絶景として見る者を感動させます。

七里御浜海岸は熊野市から鵜殿村まで延々22Kmも続く日本一長い砂礫海岸です。日本の渚100選にも選ばれ、アカウミガメの上陸地としても知られています。
七里御浜沿いは浜街道といい、熊野三山を目指す古道の一つとなっています。
また、街道沿いには神々の母といわれるイザナミノミコトがまつられる花の窟神社は日本書紀にも記述されています。ご神体は高さ45mにもなる巨岩で、下から見上げるその姿は、迫力とともに神秘的な何かを漂わせています。春と秋(2月2日、10月2日)には県の無形民俗文化財にも指定されている「お綱かけ神事」が行われます。このお綱は、神様から幸を授かる綱とも言われ、その幸にあやかるため県内外から多くの参拝者が訪れます。

>>風伝峠
JR熊野市駅から:車で国道42号を有馬町から国道311号へ 紀和町方面 約20分
風伝峠
熊野古道マップ・ダウンロード
横垣峠コース、風伝峠コース
(625K)
有馬から本宮へと向かうこの古道は本宮道と言われ、この先で吉野へと向かう北山道と分岐しています。峠は熊野市と御浜町の境に位置し、熊野の海辺と山村とを結ぶ要衝でした。
峠には文政4年と刻まれた法界塔や地蔵が祀られています。

風伝とは風顛(てん)の当て字で、本来風のよく通る場所を意味しています。
海側と山側の気温の差が大きい5月〜10月、特に秋口の早朝には巨大な朝霧「風伝おろし」が峠を包み込みます。ふもとの里へと降りていく幻想的な風景を是非ご覧下さい。
くまどこライブカメラ

>>通り峠
JR熊野市駅から:車で国道42号を有馬町から国道311号へ 紀和町方面 約30分
バス停千枚田・通り峠入口から:通り峠登り口まで徒歩約20分
通り峠
熊野古道マップ・ダウンロード
丸山千枚田と通り峠
(143K)
神々の住む聖地であると崇められた熊野。熊野古道は「蟻の熊野詣」と言われ、多くの人々が訪れました。「伊勢に七度、熊野に三度、愛宕さまへは月参り」と取り上げられる程特に人気がありました。

丸山千枚田の東を行く北山道で、道幅は狭いが苔むした美しい石畳が続きます。峠から千枚田展望台へと続く道があり、このコースを訪れる人の9割は丸山千枚田の絶景を見るために歩いて登ります。
千枚田に水を張る5月中旬頃からは多くのカメラマンも登り、夕景などを撮影しに来ます。峠を下り、千枚田の中を歩き日本の原風景に触れてみて下さい。
車を置いて周遊できるコースとしても人気があります。


−熊野市役所−
〒519-4392 三重県熊野市井戸町796
TEL.0597-89-4111
熊野市役所メール
−紀和総合支所−
〒519-5413 三重県熊野市紀和町板屋78
TEL.0597-97-1112
紀和庁舎メール